システムエンジニアとして仕事を続けてきましたが、部署異動で上司や仕事内容が変わったことで、仕事のやりづらさを感じるようになりました。
部署での人間関係もうまくいかず、会社に行くこと自体が出来ないようになってしまいました。
会社の勧めで精神科を受診し、軽いうつ病と診断され、薬を飲んでいます。病院の先生からは「そろそろ復帰できます」と言われましたが、また同じことになるような気がして、出社することに不安を抱いていました。
薬だけではなく、職場復帰後に困らないよう、自信を持ちたいと思い、カウンセリングを受けることを決めました。

Eさま(20代・会社員)

どんな悩みを抱えていましたか?

転勤や部署異動があることは知っていて入社しましたが、上司が変わるたびに仕事のやり方や部署の雰囲気が大きく変わることに不安を抱くようになりました。
入社5年目には、これまでの実績を認められ、リーダーに昇格しました。男女比は1:1程度でしたが、私が女性ということもあり、チーム内の男性とのコミュニケーションがうまくとれないことに悩んでいました。
ある日、チームに配属された新人の男性が仕事のミスをしてしまい、その男性に対して感情的に怒ってしまい、チーム内がぎくしゃくし始めました。何度もその男性が改善できるよう指導してきましたが、改善しないことにイライラしてしまい、とうとう爆発してしまったのです。
上司との関係もあまりよくなく、チーム内の信頼関係も築くことが出来ずに、リーダーを外されることになりました。
仕事中にも涙が止まらなくなるなど、精神的に不安定な時期が続き、ある朝、とうとう会社近くの駅から一歩も前に進めなくなりました。

カウンセリングを受けてどんな変化がありましたか?

これまで精神科の薬だけの治療には疑問を持っていました。元々理系なのが原因かは分かりませんが、薬だけの治療ではなく、どうすれば良くなるのか、根本的な解決はどうすればできるのかを知りたいと考えていました。毎回数分の診察で、同じ薬を処方されるだけで、本当に良くなるのだろうか?と。
1年経過したころ、医師から「職場復帰可能」と言われましたが、根拠があいまいだし、納得できない自分がいました。
カウンセリングを初めて受けたとき、私が納得できるようにテンプレートを使って説明してくれ、「私の中でずっと疑問だったことが解決できる」と感じました。
精神科の診察ではほとんど話すこともありませんでしたが、カウンセリングでは毎回納得できるまで話を聞いてくれ、解決方法を教えてもらい、職場復帰への不安も大幅に減りました。
カウンセラーと上司とで情報共有をしてくれ、私が職場で働きやすいよう配慮してくれたことも大きかったと思います。
カウンセリングは話を聞いてもらうだけだと思っていましたが、私自身の生き方を変えるきっかけとなりました。

担当カウンセラー谷茉城からのコメント

E様とカウンセリングを進めていく中で、理論的に理解したい方だと分かりました。
また、精神科の治療に納得できないまま職場復帰する不安から、復帰の日を決められずにいました。
まず、「E様が納得できるカウンセリング方法」で、疑問を明確にする手法を多く取り入れました。
E様が前に進むために必要な課題にも取り組んでいただき、職場復帰も予定通りにできました。
E様の要望もあり、上司の方とも情報共有ができ、安心して働ける環境づくりまでお手伝いすることができました。