以前住んでいた場所で台風の災害がありました。その時のトラウマが忘れることができません。最近の災害関連のニュースを見ることも出来ないし、ニュースだけでなく、ドラマなども怖くて見ることが出来なくなりました。
周囲からは、「時間が忘れさせてくれる」と言われ、無理矢理に嫌な記憶を忘れようとしてきましたが、全く忘れることはできません。どうすれば忘れられるのか、以前のように友人たちと楽しい日々を過ごすことができるようになるのか、どうしたらいいのかわからず、カウンセリングを受けることを決めました。

Fさま(20代・専門学校生)

どんな悩みを抱えていましたか?

以前住んでいた地域で、TVでも報道されるほどの台風による災害がありました。そのとき、大好きだった家族を失いました。
「あのときどうすればよかったのか?」、何もできなかった自分を責め続ける、もう3年以上が経ちました。
周囲からは「あれだけの災害だったのだから仕方がない」と言われています。「時間が忘れさせてくれる」という言葉は数えられないほど聞きましたが、3年たった今でも、鮮明にあの記憶がよみがえります。
災害に関するニュースだけでなく、ドラマなども見ることが辛くなり、ずっとテレビを見ることができません。
どうすれば忘れることができるのか、友人たちとの楽しい毎日を取り戻すことができるようになるのか、焦るばかりでした。

カウンセリングを受けてどんな変化がありましたか?

カウンセラーの谷さんに「忘れなくてもいい」という言葉をもらって、自分でも驚くほどに涙があふれてきました。
いつも周囲から「早く忘れなさい」と言われ続けてきました。でも、「忘れること」と「乗り越えること」の違いを教えていただき、的確なアドバイスやカウンセリングテンプレートを使って、乗り越えることができました。
乗り越えたことで、大切な家族との思い出も振り返ることができるようになりました。
2回目にカウンセリングを受けた後、空を見上げて、空が青いこと、明るいことに驚きました。「これから私は明るく生きていくことができるんだ」と感じることができました。

担当カウンセラー谷茉城からのコメント

F様とカウンセリングを進めていく中で、トラウマの辛い思い出と大切な家族との思い出を整理していく中で、大切な家族の思い出に改めて向き合うことができるようになりました。
F様がカウンセリングのゴールとして決めたことだけでなく、将来にも生かせるよう、カウンセリングテンプレートの使用方法をお伝えし、「これからの人生でしっかり活かしていきたい」という言葉をいただき、カウンセリングの効果が十分に出ていることを実感できました。
2回目のカウンセリング後、駐車場までお送りした時、F様が空を見上げて「空ってこんなに明るかったんですね。こんな感覚、ずっと忘れていました。」と明るい表情でお話しくださったことで、カウンセリングの方向性も間違っていないことを確信いたしました。